ハングル
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前回の連音化はもうマスター出来ましたか?一度、アルファベットに置き換えてみると分かりやすいと思いますよ[emoji:i-190]
さてさて、今回は濃音化という発音の変化について説明していきます。 濃音の子音字で紹介した、5つの子音字を覚えていますか? ᄁ・ᄄ・ᄈ・ᄊ・ᄍですね。 濃音化の法則とは パッチムの発音がᄀ(k)、ᄃ(t)、ᄇ(p)の場合、次にᄀ、ᄃ、ᄇ、ᄉ、ᄌの子音字が続くと、その子音字がそれぞれ濃音のᄁ、ᄄ、ᄈ、ᄊ、ᄍに変化します。 という事です。 上の法則で、"パッチムの発音が"の部分を赤文字にしたのには理由があります。 "パッチムが"ではく"パッチムの発音が"となっていますよね? ハッチムの発音がᄀ(k)、ᄃ(t)、ᄇ(p)とは具体的にどのパッチムの事なのか分かりますか? パッチム その1の記事の中の表を見ると分かるように、パッチムで"k"の発音をするものは"ᄀ"だけではありませんよね?"t"や"p"もそれぞれ幾つかありましたよね? 決して、ᄀとᄃとᄇだけではないので注意して下さいね[emoji:i-190] ちょっと覚えにくいかも知れませんが、"k""t""p"という組み合わせは、発音の変化の説明の中でよく出てきますので、覚えて下さいね[emoji:i-236] "k"も"t"も"p"も、"ᄂ(n)"や"ᄅ(r)"や"ᄆ(m)"に比べると詰まった硬い音ですよね? 詰まった硬い音とは日本語で言う促音の"っ"だと考えて下さい。 イメージではこんなカンジですね[emoji:i-189]("学校"と言う意味の単語で説明します。読み方は"ハッキョ"です) ![]() つまり、パッチムに詰まった硬い音(k、t、p)が来た場合、次の平音の子音字が濃音に成り得る文字(ᄀᄃᄇᄉᄌはそれぞれ、ᄁᄄᄈᄊᄍになりますよね[emoji:i-179])だった場合は濃音化です[emoji:i-199] ただし、上の『학교』のように、パッチムと次に来る子音字が同じ類(この場合"ᄀ"と"ᄀ")だとパッチムが次の子音字に吸収され、子音字を濃音にするだけですが、雑誌という意味の『잡지(チャpッチ)』の"ᄇ"と"ᄌ"など、パッチムと次の子音字が異なる類の場合はパッチムの音を残しつつ濃音化します。 連音化と濃音化、これまで二つの発音の変化を紹介しましたが、他にも幾つかの発音の変化の法則があります。 私は約1年独学で韓国語を勉強してきましたが、発音の変化にかなりの時間を費やしてしまいました。 私は頭が固いからか、参考書に書かれていたらそのままを頭に詰め込もうとする癖があります。 でも今になって思うのは、発音の変化は「こうやって発音を変化させないといけない!」と言うよりは、「こうやって発音を変化させると読みやすくなるんだ」という事です。 今は法則を覚えるのに必死で、その意味がよく分からないかも知れませんが、法則を無視して文字のままに読んでいると「あれ?これって発音を変化させるんじゃ・・・?」と、何となく発音の不自然さに気付く時が来ると思います。 丸暗記するのは手っ取り早い方法かも知れませんが、そこで挫折してしまう可能性もあります。 「覚えるの面倒だなぁ」と感じたら、取り敢えず次に進んでみて下さい。そして、気になった時にまた戻ってみて下さい。 ネットでも音声コンテンツが充実した無料の学習サイトがありますので、活用してみて下さいね[emoji:i-236] unselfという無料動画レッスンサイトに韓国語が学べるレッスンが3つあります。 下の各先生の名前をクリックすると各レッスンサイトへ飛びます[emoji:i-179] 野間 秀樹先生 キム・テイ先生 高 信太郎先生 下の単語読めますか? 악기(楽器) 국기(国旗) 습기(湿気) 있다(ある、いる) PR
韓国語は読みやすくする為に、発音を変化させる事があります。
幾つかパターンがありますが、今回は『連音化(リエゾン)』と言う発音の変化について紹介したいと思います。 パッチムの次に母音で始まる文字(つまり、아야어여・・・等、"ᄋ"で始まるもの)が来ると、そのパッチムは次の文字の初声として発音されます。 パッチムがᄀ・ᄃ・ᄇ・ᄌの場合、母音と連音化する事により有声音化します。 これが連音化の法則です。 『韓国語』と言う意味の単語『한국어』で説明してみます。 ![]() 二番目の文字"국"のパッチム"ㄱ"の後に"ᄋ"で始まる文字"어"が続いているので、連音化の法則が適用されます。 つまり、読みはこのようになります。 ![]() どのパッチムも次に母音で始まる文字が来れば連音化しますが、"ᄋ"パッチムの場合は少し厄介です[emoji:i-282] "ᄋ"がパッチムになった場合、発音は"ŋ(ng)"ですが、実際に"ンg"と発音する訳ではなく、鼻から息を抜く"ン"です。 『成人』という意味の単語『성인』の場合だと、読みが"ソニン"となる訳でも"ソギン"となる訳でもありません。 発音は"ソンイン"です。 一番目の"ン(ᄋ)"と二番目の"ン(ᄂ)"は全く違う音ですので、きちんと区別して下さいね。 上の説明だと"ᄋ"がパッチムだと、連音化はしないと言っているように思うかも知れませんが、厳密には連音化はしています。(テキストに依っては、「連音化しない」と書いてあるものもあります。) 連音化はしますが、連音化しているように聞こえない事が多いと思います。 そして何より、"ᄋ"の連音化は発音を日本語で表記する事が難しいのです。 取り敢えず今のところは『"ᄋ"パッチムは連音化しない』と思っていても良いかと思います[emoji:i-236] "ᄋ"パッチムの連音化についての説明が長くなってしまいましたが、連音化自体はそれ程難しくはないと思います[emoji:i-190] その他、連音化する例を挙げてみますね[emoji:i-189] 산업(産業)・・・サノp 녹음(録音)・・・ノグm 맛있어요(美味しいです)・・・マシッソヨ 下の単語読めますか? 음악(音楽) 일본어(日本語) 졸업(卒業) 알아요(分かります)
前回、パッチムを紹介しましたが、今回はダブルパッチム(複合子音)を紹介したいと思います。
でも、ここはサラ〜〜っと流してしまって結構です[emoji:i-236] ダブルパッチムとは、その名の通りパッチムが二つあるという事です。 例えばこんなカンジです[emoji:i-190] ![]() 『読む』と言う意味の単語ですが、"이"の下に"ㄹ"と"ㄱ"が付いていますよね。 これがダブルパッチムです。 この単語は『イkッタ』と読みます。 "ㄹ(r)"の音がどこにもありません。 ダブルパッチムは原則的には前か後ろのどちらか一方のパッチムを読みます。 じゃあ、どちらを読めば良いのかと言うと、二つのパッチムの組み合わせによってどちらを読むのかある程度決まっていますので、下の表を参考にして下さい。 ![]() しかし、全てがこの表の通りという訳ではありません。 単語が文章の中に組み込まれ、活用する事によって両方のパッチムを読む事もあります。 正直、私は上の表を覚えていません[emoji:i-230] 載せておきながらこんな事を言うのは何ですが、今は覚えないで下さい[emoji:i-228] 後々、ダブルパッチムを持つ単語に出会った時に覚えましょう[emoji:i-197] そして、上に紹介した『읽다(イkッタ)』ですが、読みの中にどうして"ッ"が入るのか?どうして"다"が有声音化して"ダ"と読まないのか?と疑問に思う方がいるかも知れませんが、後日説明しますので今は敢えて突っ込まないで下さいね[emoji:i-236]
突然ですが、下の単語読めますか?
![]() 하(ha)に子音字のㄴ(n)が付いた文字と、구(ku)に子音字のㄱ(k)です。 じゃあ、子音と母音に分解してみましょう。 ![]() では、これをアルファベットに置き換えてみます。 ![]() 繋げてみると、『hanguk』=『ハングk』です。 答えは ハングk です。 「韓国」という意味です。 このように、子音+母音(又は子音+母音+母音←合成母音字の事)の下に付く子音字の事をパッチム(終声)と言います。 因みに・・・ 音節の最初に来る子音を初声、次に来る母音を中声と言います。 "한"という文字の場合だと"ㅎ"が初声、"ㅏ"は中声、"ㄴ"が終声です。 『ハングk』の最後の『k』は、『ku(ク)』の発音の『k』だけを発音するという意味です。 韓国ではこのように、子音で終る語彙が沢山あります。日本語で子音で終るのは『n(ん)』のみなので、日本人にとっては難しい発音です。 これが以前、ハングル文字の仕組み その2で少し触れました、2つの子音字と1つの母音字から成る文字です。 パッチムには下の表のように、7つ種類の音があります。 パッチムの上の文字を"아"にして、発音の説明を書いています。 ![]() ◆"ㅅ""ㅈ""ㅊ""ㅎ""ㅆ"はtの音に分類されます。 ◆母音字では無音を表した"ㅇ"は、パッチムのパーツに来るとŋの音になります。 ◆濃音の"ㄸ""ㅃ""ㅉ"がパッチムになる事はありません。 ハングルマダンのパッチムのページで発音をチェックしてみてくださいね[emoji:i-85] 韓国語の学習教材で、日本語のルビが振ってあるものの多くは 한국(ハングク) のように、パッチムを表す文字を小さなカタカナで書いてあります。 このBLOGでは、"ハングk"といったように、アルファベットで書きます。 私も含めて、韓国語学習の初心者はルビを見ると、どうしてもそのまま読んでしまいがちになります。 "한국"は"hanguku"ではなくて、"hanguk"だということをしっかりと意識してもらう為にアルファベットでパッチムを表す事にしました。 しかし、"ㄴ"と"ㅇ"は両方とも"ん(n)"で区別出来ませんので、ハングルの文字でしっかり区別して下さいね[emoji:i-236] 日本でもおなじみのキムチは『김치』と書きます。 発音は"キムチ"じゃなくて、"キmチ"ですよ[emoji:i-190] 下の単語読めますか?(有声音化にも注意して読んで下さいね) 수박(スイカ) 지하철(地下鉄) 바람(風) 일본(日本)
今回は前回触れました、1つの子音字と2つの母音字から成る文字を紹介したいと思います。
まず下の表をご覧下さい。 ![]() ※ㅙとㅚとㅞは、ほぼ同じ発音だと思って下さい。 このように、二つの母音字を組み合わせて一つの母音字となる文字を、合成母音字と言います。 これに子音字を加えて、3つのパーツから成る一つの文字が出来上がるのです[emoji:i-190] この合成母音字は覚えるのに苦労するかも知れません。 私はかなり苦労しました。何故なら、"ㅡ"(ウ)と"ㅣ"(イ)を組み合わせて作られる、"ㅢ"という文字が「ウィ」と発音されるのは分かりますが、必ずしも全ての合成母音字がそのように規則正しく発音される訳ではないからです。 例えば、"ㅙ"という合成母音字は"ㅗ"(オ)と"ㅐ"(エ)が組み合わさっているので「オェ」かと思いきや、「ウェ」だったりします[emoji:i-230] なので、どの母音とどの母音が組み合わさって・・・と考えるよりも、一つの母音字として覚えてしまった方が手っ取り早いと思います。 この合成母音字は今すぐ頭に詰め込む必要はないと思います。 何となく覚えておいて、この合成母音字が使われている語彙に出会った時にまたチェックして覚える・・・と何度も繰り返していればその内覚えるはずです[emoji:i-189] それに上の表に発音を書いていますが、語彙に依ってはその通りに読まない場合があります。 例えば・・・ 英語のYesの意味の「はい」を表す"예"は表の通り、"イェ"と発音しますが、「時計」という単語の"시계"は"シギェ"ではなく"シゲ"と発音します。 このような場合があるので、出会った時に一つ一つ吸収していくようにしましょう[emoji:i-179] 下の単語読めますか? ?돼지(ブタ) ?사과(りんご) ?뒤(後ろ) ?왜?(なんで?) ?최고(最高) ちょっと難しいと思いますので、今回は下の「続きを読む」に回答を載せておきますね[emoji:i-185] でもまずはご自分で読んでみてから、回答を見るようにしてください[emoji:i-228] |
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