ハングル
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今回は私が一番苦手とする鼻音化を紹介します[emoji:i-282]
この鼻音化という発音の変化はパターンがいくつかあるので、数回に分けて説明していきますね[emoji:i-236] まず最初に、鼻音とは鼻から息を抜きながら発音する音(鼻をつまむと発音出来ません)で、ᄂ・ᄆ・ᄋの3つが鼻音です。 基本子音字の復習では、"ᄋ"は無音だと説明しましたが、これはᄋが初音の位置にある場合の事で、パッチムの位置にᄋがあると"ŋ(ng)"になりましたよね? 鼻音化の法則とは パッチムの発音がᄀ(k)、ᄃ(t)、ᄇ(p)の場合、次に鼻音の子音字ᄂ、ᄆが続くと、それぞれ同じ位置で発音される鼻音ᄋ、ᄂ、ᄆに変化します。 赤文字の"同じ位置で発音される"とは・・・ ᄀを鼻音にするとᄋになり、ᄃを鼻音にするとᄂになり、ᄇを鼻音にするとᄆになるのです。 分かりやすく説明すると・・・ ᄀもᄋも舌の付け根を喉の上に付けて発音する音です。 ᄃもᄂも舌先を上の歯茎に付けて発音する音です。 ᄇもᄆも唇を閉じて発音する音です。 (詳しくは、パッチム その1の表を参照して下さい) これが"同じ位置で発音される"の意味です。 では、例を見てみましょう[emoji:i-84] "식물"とは"植物"という意味の単語です。 ![]() ᄀパッチムの後にᄆの子音字が続いているので、ᄀパッチムはᄋパッチムに変化し、"シンムr"となります。 ちょっと試しに、発音の変化をさせずに読んでみて下さい。 "シkムr"となりますよね?ちょっと発音しにくくないですか? "ᄀ"も"ᄃ"も"ᄇ"も、詰まった硬い音なので、その後に"ᄂ"や"ᄆ"のような柔らかい音が来ると、そのままでは発音しにくいのです。 なので発音しやすくする為に、柔らかい音の前に来る詰まった硬い音のパッチムは同じ位置で発音される鼻音(柔らかい音)に変化させる必要があるのです。 ![]() 下の単語読めますか? 덧니(八重歯) 입문(入門) 십년(10年) 국민(国民) PR
今日は『激音化』という発音の変化を紹介します。
激音化の法則とは パッチムの発音がᄀ(k)、ᄃ(t)、ᄇ(p)で、次に続く子音字がᄒの場合、又はᄒパッチムの後に続く子音字がᄀ、ᄃ、ᄇ、ᄌの場合、それぞれの平音は激音のᄏ、ᄐ、ᄑ、ᄎに変化します。 ※ᄒパッチムの後にᄇが続く事はありませんが、ここでᄇを外すと逆に覚えにくくなってしまいそうなので、敢えて入れてます。 例を挙げてみます。 『축하(祝賀)』は"ᄀ"パッチムの次に"ᄒ"が続いていますので、下のように発音が変化します。 ![]() 『좋다(良い)』は"ᄒ"パッチムの次に"ᄃ"が続いてますので、下のように発音が変化します。 ![]() 以前、激音の子音字を紹介した時に、「激音とは息を強く吐く音で、発音のコツは"ハ(ハ行の音)"を同時に発音するイメージで!」と書きましたが、覚えていますか? 今回紹介した、激音化と言う発音の変化には"ᄒ"の子音字が絡んでいます。 "ᄒ"とは"h"の音でしたよね? つまり、激音になり得る子音字(ᄀᄃᄇᄌ)と"ᄒ"が並んだ時は、激音になり得る子音字と"ᄒ(h)"の音を同時に発音する為、息を強く吐く激音に変化する訳です。 ここで、注意しないといけない点がいくつかあります。 まず一つ目は、ᄃ(t)の発音をするパッチムはᄃ、ᄉ、ᄌ等、沢山ありましたよね? 例えば、『못하다(できない)』の場合、"못"のパッチム"ᄉ"は"ᄃ(t)"の発音になるのはパッチム その1で紹介したので、分かりますよね? この場合、そのまま"ᄃ(t)"の音を引き継いでᄒと一緒に発音されるので、発音は"모타다"になります。 そして二つ目は、前回濃音化で パッチムの発音がᄀ(k)、ᄃ(t)、ᄇ(p)の場合、次にᄀ、ᄃ、ᄇ、ᄉ、ᄌの子音字が続くと、その子音字がそれぞれ濃音のᄁ、ᄄ、ᄈ、ᄊ、ᄍに変化します。 と説明しましたが、上で例に挙げた『좋다(良い)』の場合、この濃音化の法則にも当てはまってしまいます。 なぜならᄒのパッチムはᄃ(t)の音だからです。 こういう場合は今回紹介した激音化の法則を適用させてください。 ᄒがパッチムの場合は次に来る子音字に注意して下さいね。 長々と説明したので、混乱していませんか? あまり難しく考えないで下さいね[emoji:i-229]
前回の連音化はもうマスター出来ましたか?一度、アルファベットに置き換えてみると分かりやすいと思いますよ[emoji:i-190]
さてさて、今回は濃音化という発音の変化について説明していきます。 濃音の子音字で紹介した、5つの子音字を覚えていますか? ᄁ・ᄄ・ᄈ・ᄊ・ᄍですね。 濃音化の法則とは パッチムの発音がᄀ(k)、ᄃ(t)、ᄇ(p)の場合、次にᄀ、ᄃ、ᄇ、ᄉ、ᄌの子音字が続くと、その子音字がそれぞれ濃音のᄁ、ᄄ、ᄈ、ᄊ、ᄍに変化します。 という事です。 上の法則で、"パッチムの発音が"の部分を赤文字にしたのには理由があります。 "パッチムが"ではく"パッチムの発音が"となっていますよね? ハッチムの発音がᄀ(k)、ᄃ(t)、ᄇ(p)とは具体的にどのパッチムの事なのか分かりますか? パッチム その1の記事の中の表を見ると分かるように、パッチムで"k"の発音をするものは"ᄀ"だけではありませんよね?"t"や"p"もそれぞれ幾つかありましたよね? 決して、ᄀとᄃとᄇだけではないので注意して下さいね[emoji:i-190] ちょっと覚えにくいかも知れませんが、"k""t""p"という組み合わせは、発音の変化の説明の中でよく出てきますので、覚えて下さいね[emoji:i-236] "k"も"t"も"p"も、"ᄂ(n)"や"ᄅ(r)"や"ᄆ(m)"に比べると詰まった硬い音ですよね? 詰まった硬い音とは日本語で言う促音の"っ"だと考えて下さい。 イメージではこんなカンジですね[emoji:i-189]("学校"と言う意味の単語で説明します。読み方は"ハッキョ"です) ![]() つまり、パッチムに詰まった硬い音(k、t、p)が来た場合、次の平音の子音字が濃音に成り得る文字(ᄀᄃᄇᄉᄌはそれぞれ、ᄁᄄᄈᄊᄍになりますよね[emoji:i-179])だった場合は濃音化です[emoji:i-199] ただし、上の『학교』のように、パッチムと次に来る子音字が同じ類(この場合"ᄀ"と"ᄀ")だとパッチムが次の子音字に吸収され、子音字を濃音にするだけですが、雑誌という意味の『잡지(チャpッチ)』の"ᄇ"と"ᄌ"など、パッチムと次の子音字が異なる類の場合はパッチムの音を残しつつ濃音化します。 連音化と濃音化、これまで二つの発音の変化を紹介しましたが、他にも幾つかの発音の変化の法則があります。 私は約1年独学で韓国語を勉強してきましたが、発音の変化にかなりの時間を費やしてしまいました。 私は頭が固いからか、参考書に書かれていたらそのままを頭に詰め込もうとする癖があります。 でも今になって思うのは、発音の変化は「こうやって発音を変化させないといけない!」と言うよりは、「こうやって発音を変化させると読みやすくなるんだ」という事です。 今は法則を覚えるのに必死で、その意味がよく分からないかも知れませんが、法則を無視して文字のままに読んでいると「あれ?これって発音を変化させるんじゃ・・・?」と、何となく発音の不自然さに気付く時が来ると思います。 丸暗記するのは手っ取り早い方法かも知れませんが、そこで挫折してしまう可能性もあります。 「覚えるの面倒だなぁ」と感じたら、取り敢えず次に進んでみて下さい。そして、気になった時にまた戻ってみて下さい。 ネットでも音声コンテンツが充実した無料の学習サイトがありますので、活用してみて下さいね[emoji:i-236] unselfという無料動画レッスンサイトに韓国語が学べるレッスンが3つあります。 下の各先生の名前をクリックすると各レッスンサイトへ飛びます[emoji:i-179] 野間 秀樹先生 キム・テイ先生 高 信太郎先生 下の単語読めますか? 악기(楽器) 국기(国旗) 습기(湿気) 있다(ある、いる)
韓国語は読みやすくする為に、発音を変化させる事があります。
幾つかパターンがありますが、今回は『連音化(リエゾン)』と言う発音の変化について紹介したいと思います。 パッチムの次に母音で始まる文字(つまり、아야어여・・・等、"ᄋ"で始まるもの)が来ると、そのパッチムは次の文字の初声として発音されます。 パッチムがᄀ・ᄃ・ᄇ・ᄌの場合、母音と連音化する事により有声音化します。 これが連音化の法則です。 『韓国語』と言う意味の単語『한국어』で説明してみます。 ![]() 二番目の文字"국"のパッチム"ㄱ"の後に"ᄋ"で始まる文字"어"が続いているので、連音化の法則が適用されます。 つまり、読みはこのようになります。 ![]() どのパッチムも次に母音で始まる文字が来れば連音化しますが、"ᄋ"パッチムの場合は少し厄介です[emoji:i-282] "ᄋ"がパッチムになった場合、発音は"ŋ(ng)"ですが、実際に"ンg"と発音する訳ではなく、鼻から息を抜く"ン"です。 『成人』という意味の単語『성인』の場合だと、読みが"ソニン"となる訳でも"ソギン"となる訳でもありません。 発音は"ソンイン"です。 一番目の"ン(ᄋ)"と二番目の"ン(ᄂ)"は全く違う音ですので、きちんと区別して下さいね。 上の説明だと"ᄋ"がパッチムだと、連音化はしないと言っているように思うかも知れませんが、厳密には連音化はしています。(テキストに依っては、「連音化しない」と書いてあるものもあります。) 連音化はしますが、連音化しているように聞こえない事が多いと思います。 そして何より、"ᄋ"の連音化は発音を日本語で表記する事が難しいのです。 取り敢えず今のところは『"ᄋ"パッチムは連音化しない』と思っていても良いかと思います[emoji:i-236] "ᄋ"パッチムの連音化についての説明が長くなってしまいましたが、連音化自体はそれ程難しくはないと思います[emoji:i-190] その他、連音化する例を挙げてみますね[emoji:i-189] 산업(産業)・・・サノp 녹음(録音)・・・ノグm 맛있어요(美味しいです)・・・マシッソヨ 下の単語読めますか? 음악(音楽) 일본어(日本語) 졸업(卒業) 알아요(分かります)
いきなりですが、問題です[emoji:i-199]
下の単語読めますか? 고기 「コキ」と読んだ方、間違いではありません[emoji:i-265] 一文字づつ読めば「コキ」です。 しかし、上の単語は「肉」と言う意味の単語で、実際は「コギ」と読みます。 「プルコギ(焼肉)」の「コギ」です[emoji:i-190] では、どうして"기"が濁音化したのでしょうか? それは 語中や語尾(つまり、語頭以外)にあるᄀ(k)・ᄃ(t)・ᄇ(p)・ᄌ(ch)は有声音化(日本語で言う濁音化)して(g)・(d)・(b)・(j)に変化する。 という法則があるからです。 (厳密に言うとこの法則にはもっと細かい説明が必要なのですが、今の段階では敢えて簡潔にしておきます) 韓国ドラマを見た事がある方はお気づきかも知れませんが、例えば冬のソナタでペ・ヨンジュン演じる『チュンサン』はフルネームで呼んだ時は『カン ジュンサン』となります。 これは"チュ"に当たる部分の"주"が語中に来る事で有声音化される為です。 しかし、語中でも、区切って読むと有声音化しません。 フルネームで呼ぼうとしたけれど、姓を呼んだところで名前がすぐには思いつかなかった時・・・ 「カン・・・([心の声]あれ?下の名前何だったけ?・・・あ!そうだ!)チュンサン!」 と、なります。 ちょっとややこしいですが、あまり神経質になって考える必要はないと思います。 日本語では清音・濁音・半濁音・促音などと分類されますが、韓国語の発音は平音・激音・濃音の3つに分類されます。 濃音はまだ出てきていないので今回の説明からは省きますが、日本人が韓国語の平音のᄀᄃᄇと激音のᄏᄐᄑを聞き分ける事が難しいように、韓国人にとっては日本語の清音と濁音を聞き分ける事が難しいようです。 韓国語には清音と濁音の区別がないからです。 つまり、日本人にとって「カ」と「ガ」が全く違う音でも、韓国人には同じ音だと認識されます。 『金閣寺(きんかくじ)』と『銀閣寺(ぎんかくじ)』は韓国人には同じ発音に聞こえるそうです[emoji:i-229] そして、韓国語では語頭に濁音が来る事がない為、日本語を話す韓国人でも語頭の濁音の発音を苦手とし、「頑張ってください」が「かんぱってください」と発音されたりするのを聞きます。 しかし、いくら韓国語には清音と濁音の区別がないとは言っても、語頭以外のᄀᄃᄇᄌは有声音化するという事はルールですので、覚えて下さいね[emoji:i-179] 因みに・・・ 日本人にとっては韓国語の有声音は濁音だと認識してしまいがちですが、これまた違うそうで、日本人が話す韓国語の中の濁音は、韓国人にとってはとても不快な音に聞こえる事もあるとか・・・。 韓国語って奥が深いですね・・・[emoji:i-6] あ[emoji:i-199]もう一つ重要な事が・・・ 前回紹介した激音の子音字『ᄎᄏᄐᄑᄒ』は語中でも語尾でも決して有声音化する事はありません。 下の単語を有声音や激音を意識しながら読んでみてください。 【例】보조키(合い鍵)・・・ポジョキ 아버지(父) 다치다(怪我をする) 여기(ここ) 지도(地図) 자기(自分) |
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